バッターボックス
以前から私は漫画(というか本全般)が好きだと公言してるわけですが。
その中でもお気に入りの漫画家さんが何人かいて。
東村アキコさんがその1人。
ポップでいて油断してるとグサッと刺さる感じと女友達とアホなことで大笑いしてる感覚を味わえるところが好き。
時代の感覚を掴むのが上手いし、だから映像化されることが多いんだろなと思う。
先日久々に漫画喫茶でご褒美タイムを過ごした。
その時に「タラレバ娘シーズン2」を読んだ。
シーズン②が出てたなんて知らなかったー!!
うぬぬ、最近漫画のチェックが全然できていなかったな。。
前作に負けじと面白くてこれからが楽しみだ。
「タラレバ娘」はドラマ化もされたし有名で、グサグサ刺さった人も居ると思う。
私ももちろん刺さりまくった。
『私たちはいつも
試合には参加せずに
みんなが頑張って戦っているのを
ベンチの中から見物して偉そうなことばかり言っていた
ユニフォームは着たままで
いつでも行けると自信満々で』
ここ、特に刺さる。
バッターボックスに立たなければ、勝負の場に出なければ、負けることはない。
自分のみっともないところをさらすこともない。イメトレだけしていれば傷つかない。
でもそれじゃあいつまで経っても試合は終わらないんだよなぁ。
そして何より本当の楽しさや喜びだってわからないまま。
それに負けたからって試合は1回きりじゃないし、また次があるんだし。
素振りもイメトレも大事だけど、やっぱり実戦から得られるものには敵わない。
最近色んなそれっぽい言い訳だけが上手くなった自分に喝をいれる意味で。
よし、素振りして、筋トレして走り込んで。
寝る前にはイメトレをして。
そしてバッターボックスに立とうと思う。