私と色気②

昨日のつづき

 

性的な事に嫌悪感(拒絶感)を持ったのはいつからだったのか振り返って考えてみた。

 

そもそも私は小さい頃からオシャレやメイクに興味津々だった。

子供の頃はひたすら着せ替え遊び(紙のやつ。今もあるのかな?)をしていたし、母親の口紅を勝手に塗ったり、マジックをマニキュア代わりに塗ったりしていた。

化粧がしたかったし、ピアスを開けたかった。だから早く大人になりたかった。

 

でもそれと同時に自分が性的な目で見られる事への嫌悪感は年々強くなった。

 

別に性的なことに興味が無かったわけではなく、むしろ小さい頃は子供ならではの興味や好奇心でいっぱいだった。

田舎育ちの私はよく友達と川や野原で遊んでいて、そこにはエッチな雑誌が落ちていることも多く意味わからないながらも友達と拾っては読んだりしていた。でもそれは大人(とくに母)には知られちゃいけないってずっと思ってた。

 

小学生の高学年?のころ家で父親が隠していたビデオを見つけた。

それはいわゆるAVではなく、ちょっとエロティックな洋画だった。パッケージにうつるセクシーな衣装を着た外国の女の人。

拾って読んだ雑誌のほうがもっと過激なものがあったにも関わらず、私はそのビデオを見つけた時猛烈なショックを受けたのを覚えている。

 

父の中にある父親ではない男の姿。

それがとてもショックだったんだと思う。

そこから私はどこかで年上の男の人が気持ち悪いと思うようになった。